
「セルの内容を一括でクリアしたい」「書式やコメントだけ残したい」そんな場面、日々のExcel作業でありませんか?
Excel VBAでは、セルの内容・書式・コメントを自在にクリアすることができます。
本記事では、以下のような悩みに応えるために、VBAによるクリア処理の3つの方法(Clear/ClearContents/Cells.Clear)をサンプルコードとともに、初心者にもわかりやすく解説します。
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目次
Excel VBAでセルをクリアする3つの方法とは?
Excel VBAでは、セルの内容や書式、コメントを削除(クリア)するためのメソッドがいくつか用意されています。
Clear
セルのすべて(内容・書式・コメントなど)をクリア
ClearContents
値(内容)のみをクリア、書式やコメントは残る
Cells.Clear
シート全体の内容や書式をクリア(全削除)
Clear/ClearContents/Cells.Clearの違いと使い分け
| メソッド | クリア対象 | 主な用途例 |
| Clear | 内容+書式+コメント | テンプレートの初期化など |
| ClearContents | 内容(値)のみ | 入力欄のリセットなど |
| Cells.Clear | シート全体 | 新規作業のリセット前処理など |
セルの内容・書式・コメントをクリアするサンプルコード
Clearは、セルの内容、書式、コメントなどをすべて消去します。
- Option Explicit
- Sub ClearCell()
- ' A1セルの内容と書式を全てクリア
- Range("A1").Clear
- End Sub
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セルの内容だけをクリア
ClearContentsは、セルの内容(値)だけを消去し、書式やコメントはそのまま残します。
- Option Explicit
- Sub ClearCellContents()
- ' A1セルの内容(値)だけをクリア
- Range("A1").ClearContents
- End Sub
シート全体をクリア
Cells.Clearを使うと、シート全体の内容と書式をすべてクリアします。
- Option Explicit
- Sub ClearEntireSheet()
- ' シート全体の内容と書式をクリア
- Cells.Clear
- End Sub
セルクリアの注意点とトラブル回避のポイント
元に戻せない
VBAでのクリア操作は「元に戻す(Ctrl+Z)」が使えません。処理前にファイルを保存するのがベストです。
大量データに注意
大量のセルを一度にクリアすると、動作が重くなる可能性があります。処理範囲は明示的に絞るのが安全です。
書式を残したい場合はClearContentsを使用
見た目や罫線を残したいときはClearContentsが便利です。
よくある質問(FAQ)
Clearはセルの中身も見た目(書式)も全部消します。ClearContentsは「中身だけ」消します。
Cells.Clearを使うとシート全体の内容・書式をすべて消せます。
VBA実行後は「元に戻す」が効きません。処理前にバックアップ(念のため別にコピーを作成)してください。
まとめ
Excel VBAのクリア操作は、シンプルながら業務効率化に非常に効果的です。
目的に応じてClear、ClearContents、Cells.Clearを使い分けることで、安全にセルを初期化・再利用できます。
実務でよく使うマクロとして、ぜひ覚えておきましょう!
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